私は、動物園より水族館の方が好きです。
肉か魚か?と言われたら、肉ですが・・(笑)
見るのは、水族館のほうがいいです。
理由としては、まず、水の中の生物には魅力があります。
それは、色だったり形であったり、本当面白いです。
ただ、全部が好きなわけではありません。例外もあります。
ウミガメなんかはそんな部類。好きじゃないです。
えっ?何でかって?
それは、子供の頃に聞いた『浦島太郎』の話からです。
だって・・・太郎君は、ただ・・大好きな釣りに出掛け、たまたま、通りかかった所で、いじめを受け可愛そうな亀に出会い、助けてあげました。
きっと彼は、お礼なんてよかった。
しかし、どうしても・・と。そのお礼に竜宮城へ連れて行ってもらったのです。
そこでは、夢のような歓迎を受けて、亀を助けたお礼を充分に受けました。
それで終われば、『良い行いをすれば、自分にも良い事が起こるよ~』ってなお話でまとまるわけでした。
そう・・ここで終われば、私だってウミガメも好きになっていたはず。。
しかし、話は急展開を迎えます。
浜辺に帰してもらった太郎は、両親もすでに亡くなっており
「けっして、開けてはなりませぬ・・・」とか言って置いていった箱を開けて、太郎君は一気に歳をとってしまうじゃないですかぁ。
そんな理不尽な!!!!ですよ。
太郎君の大切な人生を、亀のお礼と称して奪った訳ですよ。
これってさぁ・・・けっちょく『恩を仇で返す』ってお話なんですよ!!
この話は、結局・・日本で一番古くからある、もっとも有名な後味の悪い話なんですよ!!
『開けてならない』と言われたら、開けたいのが人間です。
開けちゃいけないのに、なぜ置いていく??
そう・・このウミガメは、この結末を知っていたんです。
もしかしたら、イジメもフェイクで、あのいじめっ子の子供もエキストラと思ってしまいます。振り込め詐欺より悪質で、北朝鮮よりたちが悪い。
私は、幼い頃、幼稚園でこの話を聞かされ身震いがしましたよ。
『何だ!この理不尽な話は』って・・。
一体、浦島太郎の話は、何を伝えたくて、今の時代まで残ってるお話なんでしょう?
水族館に来るたび、ウミガメを見て思い出してしまう・・『腑に落ちないこの話』。
本当にイライラが込み上げます。
『善人浦島の人生を返せ!!』
はい・・ちょっと話が脱線しましたが・・
ウミガメ以外、私は水族館のあの優雅に泳ぐ、色とりどりの魚達を見るのが大好きなのです。
それに、動物園のように、岩の陰に隠れて見えない・・とか、動物が寝てて動かない・・とか、オリの中にいない・・何てこと、水族館にはないもんね。
いつでも、スーイスイ♪♪
さて、前フリが長くなりましたが、今日は、仕事が休み。
そんな訳で、颯斗と葛西臨海水族園に行ってきました。



ここ、葛西臨海水族園は、『水族館』ではなく『水族園』なんですね。
今までの経験から、水族(館)というのが、私の中では一般的だったのですが・・。
この『館』と『園』の差、区別はなんでしょう!?
きっと私には、想像もつかない拘りが、この一文字に隠されているとにらんでいます。
そんな水族園に、今日は実家の父母と行ってきました。
のっちょは、留守番です。
そう・・今日の目的は、のっちょに留守番させることにあります。
私と颯斗から脱出させ、一人でのんびりしてもらう為、私たちは外出しました。
今、お腹の赤ちゃんが成長する事に必要なものは、母体の安静です。
その為には、私達男が一番の癌なのです。
先週は、私と颯斗2人で、近所の公園を巡りましたが、ネタ切れです。
しかし、二人での遠出は・・なので、赤日の今日を利用し実家を巻き込んだ訳です(笑)
案の定・・孫と遊べることもあり、実家の両親も喜んで付き合ってくれました。
葛西臨海水族園に行こう!と提案してくれたのは、そんな孫の喜ぶ顔を想像した、実家の父です。
私は、この提案を聞いた時、何も葛西まで行かなくても・・と思いましたが、異常な父の盛り上がりに二つ返事で、車に乗り込みました。
やはり、休日ですね。水族園はかなりの人が居ました。
私たちは、700円の入場料を払い中へ・・それにしても、700円とは驚きの安さですね♪
新江ノ島水族館は確か、2000円ぐらいしたような??その入場料を見た時、真剣に、近くにあった魚屋で、死んじゃってるけど新鮮な魚を満喫すればいいじゃん!と提案したのを思い出しました。
園内に入り、颯斗は、予想以上に大興奮!!
『チッチ!!!』←(※魚という意味・颯斗語)とおおはしゃぎでした♪

ここは、マグロの大水槽が有名です。
大きなマグロが、沢山泳いでいます。

そう言えば・・マグロは、泳いでいないと死んでしまう。と以前聞いたことがあります。
マグロは、そんな重大な自分の秘密を知っているのでしょうか?
ずっと泳ぐ・・疲れないのでしょうか?
マグロにとって、疲れたと感じた時が、死の時なのでしょうか?
神様って時に過酷な命を与えます。
止まると死ぬ・・。
神様は、マグロにとんでもない試練を与えたものですね。
そんな事を考えながら、大きなマグロ見ていました。

さて、ペンギンコーナーに来ました。
ペンギンはやはり、スターです。
考えてみたら、ペンギンは動物園にも居るし、水族館にも居ます。
飛べない鳥などといわれていますが、彼らの人気ぶりを、飛べる鳥達はどうみているのでしょう?


『ペンギンってうまいのか?』
何処のコーナーに行っても、美味そうな魚だな!とコメントを残してきた父以外。
ここに居た誰もが、目の前のかわいいペンギンに癒されていました。
父よ・・『ペンギンはきっと美味しくないよ』。
最後は、大観覧車のある広場の遊具であそびました♪♪



帰りの高速で颯斗は爆睡(笑)
遊び疲れた我が子の寝顔が、親として一日をやり遂げた!と思わせてくれる瞬間です!!
満足してくれて良かった♪♪
実家の両親・・ありがとう。。
そして、のっちょ。
少しは、リラックスできたかな??

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