私がまだ子供の頃、よく母親に言っていました。
『どうしてうちは駄目なの?』
『○○君家はいいなぁ~』みたいな事を。。
そしたら、母は必ずこう言いました。
『人は人、うちはうち』って。
人は人なんだから、自分と比べたり妬んだりしてはいけない。
そう言われていました。
確かに自分が幸せで満たされていたら、人を羨ましく思ったり妬んだりはしない。
でも逆に、自分が辛いとか、不幸だと思っていたら人をそういう目で、気持ちで、見てしまうんですよね。
幸せな事に、私はココ何十年も、人を羨ましく思ったり妬むなんて事は一切ありません。
上を見たら切りがない!っていうのもあるんだけど(笑)今現状で満足はしてないけど、不満は無く楽しいから♪
『人は人。うちはうち。』
人と比べる事になんの意味もありませんもんね。
小さい頃はよく分からなかったこの言葉を..今になって、その深さがわかったから・・それをよく噛み締め、うちはうちの幸せ・楽しみを、これからも築いていこうと思います。
しかし!別に妬まないけど、こんな大きな庭園があったらいいなぁ~って、行く度に羨ましく思っていますよ(笑)
そう・・『三渓園』です!!

この三渓園…元々は、生糸貿易により財を成した実業家・原 三溪(本名:原 富太郎)の邸宅&庭園で、彼が住んでいた頃から、一般に開放されていたらしいです。
この三渓園にある建物の多くは、重要文化財になっていたりするんですが、
それもこれも、原三渓が、京都とか鎌倉とかから、移築してきたらしいです。
で、三渓園の象徴の三重塔も、京都に有った燈明寺(廃寺)と言うお寺の三重塔だそうです。
昔の金持ちはスケールが違いますね。
あの三渓園が家ですから(笑)
それに、いくら『好きだから』といって・・
鎌倉や京都から、歴史的建造物(建物や三重の塔)を普通運びますか?
(なんでも園内にある17棟のうち、10棟が国の重要文化財に指定されているんだそうです)
黒ネコヤマトの宅急便だって、箱の大きさや重さがかさむと、びっくりするぐらい運賃取られるんだから、この三重塔の宅配は掛かってますよ~
まっ!三渓園の存在自体が・・我が横浜にも、こんな大物がいた!という証でもありますから、横浜人としては、誇りに思います(笑)
しかしね~スケールの大きい方のお宅へお邪魔するんだから、スケールの小さい事は言いたくありませんが・・
人様の邸宅に入るのに、1人500円てのはちょっとお高くはないでしょうか(笑)
訪れたのは、先日の私の休み。
本当は、天気も良かったので、川遊びでもしようと思ったんだけど、次の日が幼稚園だから、疲れちゃうという事で却下。
じゃあ~どうしようか!?という事で、颯斗に聞いたら、『カメが見たい!』って言うから、本牧の三渓園に来たんです。
市民プールの隣の公園で遊んで…カキ氷喰らって、三渓園へ。


お金出してラーメンを食べるのに、さらに入場料を払うのが馬鹿馬鹿しくって、あんまりラーメン博物館には行かないんだけど、亀にえさをやりに行くのに、入場料払うんじゃ笑っちゃうよね(笑)
私も、自分の発想の小ささと、目の前の現実になぜか笑いが出てしましました。
『まっ!たまには三渓園もいいよね♪』そんなノリで入場料を払って亀にえさをやりに入りました。

この日は、今日と同じで暑かった~
でも、念願の『亀』に餌をあげて、颯斗はすげ~楽しそうでした。
暑いせいか、三渓園自体人が少なく、餌やりをしているのは私達家族だけ..
だから、鯉も亀も鴨もすっぽんも、生存をかけてすごい数が集まり、颯斗の投げる餌を奪い合っていました。

一体何匹いるんだろう!?
すごい光景でしたよ(笑)
颯斗は、色んなポイントで餌をあげていました。
その度に、すごい数の生き物達が水面に現れました。
この大池の生き物達はすごい数ですよ、きっと。。
三渓園で餌をあげて、私は、本牧の床屋に飛び込みで入りました。
年配のおじさんが3人でやっている床屋でした。
『やばい!やっぱり飛び込みは危険か!?』と思いましたが、途中演歌歌手の角刈りみたいな仕上げをされそうでしたので、角はつけずに!と注文して、いつもの仕上がりにしてもらいました。

その後は新山下のOKで買い物!暑いんで、業者並みに水分を購入しました(笑)

そして、この日の夕食はすき焼きをしました!

実家のお父さんが、松坂牛のいいお肉を注文してくれましたので最高でした。
さぁ!今日で梅雨も終わり、夏が始まります!
今年の夏も楽しむぞ~ ビールを(笑)

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