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誕生の軌跡・娘編 ~後編~

2009年10月2日 コメントを書く

『どうだ・・2人目の子供は・・どっちがかわいい?』

そんな質問を最近よくされます。



颯斗が産まれて、私に子供が出来たときに、『この子よりかわいいなんてもう現れないな!』真剣にそう思っていました。



しかし、どうでしょう!?

やっぱり2人目もかわゆくてかわゆくて♪もう頭がおかしくなりそうです(笑)



それに不思議と、お兄さんになった颯斗がまた・・今まで以上にかわいく見えて、それに加えて2人目の可愛さになって・・



本当に、どっかがかわいいなんてないですね。。

2人ともめちゃめちゃ可愛くて、めちゃめちゃ愛おしい・・そんな感じです。







いつの間にか、急にお兄さんになった颯斗は、自分で『おにいさんよ~』って言いながら、妹の面倒を見ています(笑)









手を握ってあげて『りこちゃ~ん』って。

あっ!娘の名前・・璃心(りこ)にしました。



私は、昔から女の子が産まれたら『ももこ』か『りこ』か『だいみ』にしたいと思っていました。



でも、最終候補に残っていたのは、『凪咲・なぎさ』か『茜音・あかね』。

でも、急なのっちょの一言で、候補になかった『りこ』にしたんです。



だから私にとっては、嬉しい命名♪

『りこ』なんて響きがいいし、『りこ』ってかわいいもんね♪



そんな妹の名前を呼ぶ兄。



自分もオムツしてるくせに・・







『よしよし。。いい子ね~』なんていいながら、オムツを替えてやり・・



自分こそオムツにきついのするくせに・・







妹の糞に・・

『くっさいね~』とこの顔。。(笑)



私は、型にはめたような子育てはしたくありません。

自分も、好きな事をやっているように、親の理想ではなく、その子の想うようにやればいいと思うんです。



でも、りこに関しては、私よりもお兄ちゃんがうるさくなるかな(笑)

結構・・颯斗、世話好きのおせっかい男だから(爆)



まっ。まだ頼りない背中の男だけど・・

妹のこと、守ってやってください!!頼むよ♪





さて、そんな私の宝物を産んでくれたのっちょ。

あの日の軌跡を書こうと思います。



『命の誕生を知らせる痛み』がどれ程の物なのか私にはわかりません。

『お腹の痛み』という事で言うと、私は昨年盲腸をやりました。



『盲腸の痛み』に襲われている時は、『そりゃ~もう~死ぬかと思うくらい・・』でした。しかし、以前、盲腸も経験した出産経験者にこんな話を聞かされました。





『盲腸?陣痛中に、もし盲腸が痛くなっても、きっと陣痛の痛みが強すぎてわからないよ。』

『陣痛の痛みは、盲腸の10倍だよ。』



陣痛の痛みは知りませんが、盲腸の痛みは知る私。

その話を聞いて、お腹が痛くなりました。。

あの痛みの10倍・・。私には耐えられないかもしれない。



私が、荷物を駐車場に取りに行き、言われた通り9階に上がると、看護婦さんが走って私の所に来ました。



それは、私に名前すら名のなせてもらえない程焦っていました。

『ご主人ですよね!?早くこちらに!!』



連れて行かれたのは、分娩室。。

分娩台には、すでにのっちょが乗っていました。



颯斗のときは、私も青の手術用の洋服着て、マスクして帽子を被って・・と、それなりの装備をして入ったのですが、この日は本当に仕事の作業着のまま。



大きな入院用のバックを3つも持ちながら、場違いな作業着男が分娩室で立ち往生。。

それに、あまりに急な事なので、もうすでに涙がこぼれそうでした。。



『のっちょ、痛い?』

当たり前の質問しか出来ない作業着姿の私。



『痛い??当たり前でしょ!!』

と苦しそうにするのっちょを見て、それだけで体が震えてきました。



それは、5分以上も大荷物を抱えたままだからではななく、のっちょの強さにです。



やはり、のっちょは覚悟が出来ていました。

颯斗の時に、すごい痛い思いをしたのに、またその痛みと戦ってくれる覚悟が出来ていたんです。



女性は、母になるための強さがある。

女として生まれた覚悟・・男にはそんな強さ・覚悟が果たして出来るでしょうか?



その時です!私のその震えを悟ったのか・・一人の助産師さんが声を掛けてくれました。『ご主人・・大丈夫ですから、とりあえず荷物をこちらに置きましょう。』



そんな言葉を掛けられて、我に返った私は、自分の立場に気づいて言いました。

『先生・・衛生的に自信がありませんから、着替えを貸して下さい。着替えて立ち合いますから』と。



そしたら、その先生は言いました。

『お仕事中に駆けつけるなんてご苦労様です。パパさんそのままの格好でいいですよ。それよりも、間に合って良かった・・ほら、もう髪の毛が見えてますよ。』



そう・・すでに、赤ちゃんはすぐそこまで出てきているんです。。





でも・・

産道ってどんな道なんでしょう?



『赤ちゃんも苦しんでるよ!赤ちゃんも頑張ってるよ!!』



颯斗の時もそうだったように、のっちょが苦しそうにしてると、決まってこの言葉を大声で掛けています。



子宮の中の世界と、現実の世界、産道の中から出てくるってどんな感じなんでしょう。。どうして、人間のこの奇跡的な進化の中で、『子孫繁栄』という大事な部分だけは、こんな大変な道しかないのでしょうか?



もっと気持ちよく、もっと楽にこの『誕生』を迎える進化の道はなかったのでしょうか?



それでも、さすがののっちょは、颯斗のとき同様、大声を上げることもなく、『赤ちゃんもがんばってるよ!』という先生の言葉に頷きながら、必死で頑張っていました。

呼吸も、踏ん張るタイミングも、先生の指示通り・・。



私は、ただ祈りながら見守るだけ・・。



『さっ!最後だよ!踏ん張って!!』その瞬間です。。







おぎゃ~ おぎゃ~



分娩室に入って約30分です。

陣痛がきて約2時間半のスピード出産でした。。



ただ涙しか出せない作業着の男。。

しかし、りこが『この家に産まれて良かった』って思えるぐらい頑張ろう!と強く心に決めた瞬間でもありました。



お腹の中の温度は35℃もあるようです。

そんな温かいところに10ヶ月も居て、急に25℃のこの世界に裸で来たから、産まれてすぐは2時間、お母さんの素肌の上で、温度を合わせます。



産道がどんな道かは、私は覚えていませんが・・

きっと、それは果てしなく長く狭く大変な道のりなんでしょう!?



だから、産道を通り産まれてきた赤ちゃんは、ある時期はその疲れを癒すために、ずっと寝ているのだと思います。







のっちょ・・

りこ・・

お疲れさまでした♪

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